川崎重工業は2月10日、2022年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。パワースポーツ&エンジン事業(二輪車など)などの好調により、大幅な増益となった。
売上収益は前年同期比15.2%増の1兆1963億円。パワースポーツ&エンジン事業、航空宇宙システム事業などが増収となった。事業利益は精密機械・ロボット事業、車両事業などでの減益はあったものの、パワースポーツ&エンジン事業、航空宇宙システム事業、エネルギーソリューション&マリン事業での増益が寄与し、同181.4%増の808億円、税引前利益は同191.2%増の721億円、四半期利益は為替差損益などの悪化はあったものの、事業利益の増益により同366.8%増の525億円となった。