積水ポリマテック、米国にEV向け放熱材料製造工場を新設へ

米国新工場で製造する放熱材料(参考画像)
  • 米国新工場で製造する放熱材料(参考画像)

積水化学工業は、連結子会社である積水ポリマテックEV(電気自動車)などの環境対応車向け放熱材料の生産拠点を、米国に新設することを決定した。

生産拠点は「セキスイ・ポリマテック・アメリカ」で、資本金が450万ドル。セキスイアメリカが全額出資する。2023年1月に着工して2023年8月に稼働する予定。

米国市場では、連邦政府がEVの普及を推進しており、2025年にはEV生産台数が2022年度と比べて約3倍となる360万台にのぼると予測されている。これに伴って、米国自動車メーカーや電気自動車に搭載されるリチウムイオンバッテリー・電装品メーカーから放熱ニーズも急速に拡大する。


《レスポンス編集部》

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