高市早苗内閣総理大臣は2月20日、第221回国会で施政方針演説を行なった。演説ではエネルギー安全保障とGX(グリーントランスフォーメーション)を成長戦略の柱に位置付けた。これらの方針は、自動車産業にも影響を与えるかもしれない。
●成長戦略の柱
演説では、「エネルギー・資源安全保障、脱炭素・GXへの投資を強力に推進する」と明言した。また、「脱炭素電源の利用最大化を図る」とし、原子力を含む電源の安定活用に取り組む姿勢を示した。
自動車業界にとって注目されるのは、水素社会の推進だ。演説では「水素社会の実現に向けた取組を加速する」と述べた。これは燃料電池車(FCV)や水素関連インフラ整備に直結する政策だ。
さらに、「官民連携による投資を促進する」と強調し、先端技術の社会実装を後押しする考えを示した。電動化、自動運転、AI、コネクテッド分野など、自動車産業が注力する技術領域と重なる。




