住友ゴム工業は、2022年1~9月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。タイヤ販売は好調だったが、原材料コストや輸送費高騰などにより、タイヤ事業は増収減益となった。
国内新車用タイヤは、世界的な半導体不足等により自動車メーカーの減産が続いていることの影響を受け低調に推移。足元の販売状況は前年同期を上回るなど若干の回復傾向はみられるものの、累計の販売は前年同期に比べて下回った。
国内市販用タイヤは、夏タイヤでは新商品のグローバルフラッグシップタイヤやプレミアム商品の販売が好調に推移。オールシーズンタイヤは市場認知度が徐々に上がってきており販売を伸ばした。冬タイヤの販売は年初の降雪の影響に加え、値上げ前の仮需発生もあり販売が好調に推移。これらの結果、販売は前年同期を上回った。
海外新車用タイヤは、半導体不足による自動車メーカーの減産はあったが、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく落ち込んだ前年同期よりも販売が回復し、前年同期を上回った。
海外市販用タイヤは、アジア・大洋州地域では、インドネシアやタイで新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されたこともあり回復傾向が見られたものの、中国でゼロコロナ政策の影響もあり販売は前年同期を下回った。欧州ではインフレ進行の影響もありタイヤ需要が鈍化しているが、販売はほぼ前年同期並み。米州地域では、北米では低採算品の販売を縮小したことなどにより販売数量は減少したものの製品構成を改善。南米では地産地消の強みを活かし、旺盛な市販用タイヤ需要に対応して販売を伸ばした。




