【全文PDFプレカン】ジャパンモビリティショービズウィーク2026 概要発表…217社が「共創」

ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024、スタートアップブース
  • ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024、スタートアップブース
  • あなたが動けば、世界が動く
  • 自動車産業は幅広い分野に関係する「基幹産業」として日本経済へ貢献
  • Process Yearで生まれた共創が、Show Yearで実績として体験できる
  • モビリティ産業を拡張する仲間を増やし、社会課題の解決、新たな価値創造を社会・生活者へ届けていく
  • Japan Mobility Show における共創実績
  • 7つの「MOVE」をテーマに産業の枠を超えた事業共創を推進
  • 会場俯瞰

日本自動車工業会(自工会)は9月18日、10月13~16日に千葉市の幕張メッセで開催する「ジャパンモビリティショービズウィーク2026」の企画詳細を発表した。出展者は217社で、AI、ロボット、ヘルスケア、宇宙、エネルギーなど、自動車産業以外からも幅広く参加する。

ビズウィークは、モビリティ産業の枠を越えた「共創」を目的とするビジネス向けイベントだ。2024年に続く2回目の開催となり、今回もIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC 2026」と併催する。会場は幕張メッセ国際展示場の展示ホール2・3。入場は無料だが、来場者の事前登録が必要となる。

◆社会を動かすモビリティ産業へ進化

企画概要説明会で、モビリティショー委員会の宮崎洋一委員長は、自動車産業が全就労人口の約1割にあたる550万人の雇用を支え、出荷金額が70兆円、輸出によって約20兆円の外貨を稼ぐ産業だと説明。「日本の自動車産業が世界で競争力を維持し、持続的に成長するためには、車を作る産業から社会を動かすモビリティ産業へ進化していく必要がある」と述べた。

そのために必要になるのが、産業の垣根を越えた共創だという。ジャパンモビリティショーでは、偶数年にビジネス向けの「ビズウィーク」、奇数年に一般来場者も対象とするショーケースイベントを開催。ビズウィークで生まれた出会いや共創を翌年のショーで成果として示し、さらに次の共創へつなげる循環を目指す。2024年の第1回ビズウィークには203社が参加し、866件のビジネスマッチングが生まれた。未来共創プラットフォーム「Meet-up Box」では、これまでに2300アカウント、累計4800件のオファーが生まれている。

今回のスローガンは「あなたが動けば世界が動く」。会場は大きく、自工会会員企業による合同展示、4つのゾーンで構成するブース展示、アクセラレーション・共創推進プログラム、未来モビリティ会議の4つのコンテンツで構成する。

Process Yearで生まれた共創が、Show Yearで実績として体験できる

◆自工会14社、「動かし続ける、日本。」を展示

会場の中心には、自工会会員企業14社を中心とする合同展示を設ける。テーマは「動かし続ける、日本。- MOVE JAPAN」。自工会が取り組む「新7つの課題」を起点に、マルチパスウェイ、水素普及、共同物流、自動運転、走行中無線給電、サーキュラーエコノミーの6つの取り組みを紹介する。

製品や技術そのものだけでなく、モビリティ産業が社会課題になぜ取り組むのか、その意義や解決への挑戦を示す。それぞれの技術がつながった先にある「未来の社会像」も描き、その実現に必要となる技術やサービスを提示することで、異業種との共創につなげる。

ブース展示では、企業を業種別に分けず、実現したい未来を起点とした4つのゾーンに配置する。9月18日時点の出展者は217社で、うち海外出展者は14社。スタートアップや事業会社のほか、大学・研究機関、コンソーシアムなどが参加する。

齋藤隆幸ショー企画部会長は、AI、ロボット、ヘルスケア、宇宙、エネルギーなど「これまでモビリティ産業とは接点の少なかった企業」も数多く参加すると説明。異なる産業の技術やアイデアを交わし、新たな共創につなげる考えを示した。

ブース展示

◆新設プログラムで「出会い」を事業につなぐ

2026年は「アクセラレーション・共創推進プログラム」を新設する。プラグアンドプレイジャパンと連携し、展示を見るだけでなく、参加者自身が学び、課題や強みを整理して具体的な共創へ進む仕組みを用意する。

会期4日間で、ワークショップを全6プログラム・12セッション、インプットセッションを16テーマ展開する。このほか、事業会社が課題を示してスタートアップなどから解決策を募る「リバースピッチ」、1社3分で技術や事業構想を紹介する「ショートピッチ」、ネットワーキングプログラムなどを実施する。

インプットセッションでは、製造業のDX、技能継承と人材基盤、資源循環、次世代電動化とエネルギーマネジメント、サプライチェーン変革、地域交通と災害レジリエンス、ヘルスケア、マイクロモビリティなどを扱う。

登壇者だけでなく来場者も巻き込んだ議論の場

◆自工会・佐藤会長らが「共創の障壁」を議論

「未来モビリティ会議」では、産業の垣根を越えてモビリティの未来や課題を議論する。会期4日間を通じて5つのセッションを実施する。

10月13日11時からの特別セッションには、自工会の佐藤恒治会長と三部敏宏副会長、スタートアップの代表者や有識者が登壇。モビリティ産業が見逃している「共創の障壁」をテーマに、大企業とスタートアップによる共創の可能性や課題、産業競争力を強化するための道筋を議論する。

また、4つの展示ゾーンと連動したビジネスセッションでは、AI・ロボティクス、エネルギー、物流・交通基盤、地域交通などをテーマに議論する。初日にはCEATECとの連携企画として、電子情報技術産業協会(JEITA)の新野隆会長と自工会の佐藤会長による対談も予定する。産業競争力、人材、技術とAIなどをテーマに、日本の未来社会について意見を交わす。

さらに、2024年に立ち上げた「Meet-up Box」も刷新する。企業が自社の課題を開示して解決策を持つパートナーを探すオファー型マッチング機能や、共創相手を提示するレコメンド機能を強化し、会期の前後も企業同士の共創を後押しする。

ジャパンモビリティショービズウィーク2026は10月13~16日の4日間、幕張メッセで開催する。自工会は、ビズウィークを単なる展示会ではなく、異業種との出会いを具体的な事業や社会実装へつなげる場と位置付けている。

ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024会場の全景

【全文PDFプレカン】Japan Mobility Show Bizweek 2026 企画詳細説明会

以下の全文PDFは、記者会見やイベント講演の取材音声をもとに文字起こしを行ない、編集者が確認と修正を入れたドキュメントです。

登壇者
宮崎洋一(モビリティショー委員長)
齋藤隆幸(ショー企画部会会長)

目次
開会挨拶・登壇者紹介 0:01 p.4
説明会の構成案内(第一部・第二部) 1:17 p.4
自動車産業の役割とジャパンモビリティショーの位置づけ 2:10 p.5
ビズウィーク2026の開催概要・スローガン 5:33 p.6
会場構成(1):自工会会員企業合同展示「動かし続ける日本」 7:51 p.7
会場構成(2):ブース展示と出展者紹介 8:41 p.8
会場構成(3):アクセラレーション・共創推進プログラム 11:18 p.9
会場構成(4):未来モビリティ会議・Meet-up Box・開催概要まとめ 12:11 p.10

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《高木啓》

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