モリタエコノスは、回転式塵芥車用ウイルス除去剤噴霧装置「ミラクルキヨラV」の販売を開始した。
塵芥車によるごみ収集作業では、ごみからウイルスが飛散するリスクがあり、作業環境の衛生対策の確立が期待されている。この課題を解決すべく、モリタエコノスはウイルス除去剤を噴霧する装置「ミラクルキヨラV」を開発。9月より販売を開始した。
ミラクルキヨラVは、投入口内に遮蔽カーテンを設けることで、投入されたごみ袋の破裂に伴うごみ汁やその飛沫を遮蔽。直接曝露のリスクを低減する。ウイルス除去剤の自動噴霧装置は遮蔽カーテンと押込板の間に設置。ウイルス除去剤の飛散を防ぐとともに、効果的なタイミングで散布する。ウイルス除去剤は花王が本製品専用に開発。エンベロープタイプのウイルス2種に効果が検証されている。
ミラクルキヨラV本体の価格(税別)は40万円、ウイルス除去剤は1タンク(20kg)7000円。