スズキ『アルト K10』、16年連続インド最量販車がモデルチェンジ

若々しくモダンなハッチバックデザイン

快適なドライビング体験に重点を置いたインテリア

燃費は24.9km/リットル

スズキ・アルト K10 新型
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スズキのインド子会社のマルチスズキは8月18日、新型『アルトK10』(Maruti Suzuki Alto K10)を発表した。

◆若々しくモダンなハッチバックデザイン

スズキ・アルト K10 新型スズキ・アルト K10 新型

アルトK10は、2000年に初代がデビューした。初代の登場から22年が経過しているが、現在、16年連続でインドにおける新車販売台数第1位を維持している。累計432万人を超えるインドの顧客に支持されているという。

新型アルトK10は、スズキの最新プラットフォーム、パワートレイン、テクノロジーを活用しながら、インドでコンセプトを決定し、設計・開発された。新型アルトK10は、斬新なデザインに高度な技術と安全機能、広々としたインテリア、新世代の 「Kシリーズ」1.0リットル「デュアルジェット」エンジンを採用。このパワフルで効率的なエンジンをはじめ、モダンな機能、現代的なデザイン、自信に満ちた操縦性を備える、と自負する。日常生活の多くのニーズを満たし、シティライフをより快適にするという。

若々しくモダンなエクステリアを備えたハッチバックデザインを採用した。ダイナミックなハニカムパターンの大型グリルを備えたフロントマスクは、親しみやすい表情を目指した。サイドとリアは、モダンで上品な造形を狙う。足元は、新しいフルホイールカバー付きの大径ホイールで引き締めている。

◆快適なドライビング体験に重点を置いたインテリア

スズキ・アルト K10 新型スズキ・アルト K10 新型

インテリアは、センター部分を重視したダッシュボードデザインを採用した。フローティングデザインのオーディオユニットやプレミアムなアクセントも添えられる。インストルメントパネルからドアにかけて、ラップアラウンドなフォルムとシームレスな流れにより、インテリア全体にワイド感とゆとりを生み出している。フロントシートは、膝周りのスペースを拡大。後席は、足元のスペースを最大限に活用し、快適な座り心地と乗降性を追求している。

温かみのあるグレーにベージュのアクセントが効いたシートが、開放感を演出する。人間工学に配慮しながら、実用的なユーティリティスペースも設けている。17.78cm(7インチ)の 「SmartPlay 」スタジオインフォテインメントシステムは、ナビゲーション機能やApple 「CarPlay」、グーグル「Android Auto」、その他の 「SmartPlay Studio」アプリとのスマートフォン接続機能を備えている。

ステアリングホイールに取り付けられたオーディオと音声コントロールにより、指先で操作や制御ができる。スピードメーターのデジタル表示、インパネのフロントパワーウィンドウスイッチ、リモートキーレスエントリーなどにより、利便性と実用性を高めている。

◆燃費は24.9km/リットル

スズキ・アルト K10 新型スズキ・アルト K10 新型

新型アルトK10には、新世代のKシリーズ1.0リットル直列3気筒ガソリンデュアルジェットエンジンを搭載する。デュアル VVTを組み込んだこのエンジンは、最大出力66ps/5500rpm、最大トルク9kgm/3500rpmを引き出す。

トランスミッションは5速MTが標準で、「オートマチック・ギア・シフト(AGS)」はオプションだ。最新のテクノロジーを搭載した新型アルト K10は、24.9km/リットル(AGS)、24.39km/リットル(5速MT)という優れた燃費性能を発揮する。新型のAGSトランスミッションは、運転の快適性と利便性を顧客に提供する、としている。


《森脇稔》

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