JRの普通回数券がすべて消滅へ…JR北海道も11月30日限りで販売終了

かつてJR北海道で配布していた回数券袋。近年の回数券はマルス端末で発券されるものが大半のため、このように昔ながらの長辺57.5mmのものは珍しくなった。
  • かつてJR北海道で配布していた回数券袋。近年の回数券はマルス端末で発券されるものが大半のため、このように昔ながらの長辺57.5mmのものは珍しくなった。

JR北海道は7月19日、普通回数乗車券(普通回数券)の発売を11月30日限りで終了すると発表した。自社内のほか、JR東日本に跨るものも終了。JR東日本もJR北海道へ跨るものを終了する。

普通回数券は11枚綴りの券を10枚分の額で発売されていたが、コロナ禍における経営環境の変化や交通系ICカードによるポイント付与などが普及したことなどにより、2021年6月、JR九州が自社完結の回数券を発売終了したことを皮切りに、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国が2022年9月30日限りで自社内や他社に跨る回数券を発売終了することを立て続けにアナウンスしていた(他社跨りはJR九州も含む)。

JR北海道の発表により、JRの普通回数券は身障者用と知的障害者用、通学用を除いて全廃されることになるが、発売終了後も有効期間までは利用できる。


天賞堂 87007 青函連絡船 十和田丸
¥74,184
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

控車(ひかえしゃ)のすべて (RM LIBRARY221)
¥1,375
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《佐藤正樹》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV