東京メトロ、4路線で減便…方南町支線がすべて6両編成に 8月27日ダイヤ改正

全列車が6両化される丸ノ内線方南町支線。
  • 全列車が6両化される丸ノ内線方南町支線。
  • 今回の4路線で減便規模が最も大きい銀座線。写真は同線の1000系。
  • 東西線では平日に限り7~10時台が減便されるが、小規模に留まる。
  • 千代田線では平日7~8時台に減便されるが、東西線同様、小規模に。写真は16000系。

東京地下鉄(東京メトロ)は7月7日、ダイヤ改正を8月27日に実施すると発表した。対象は銀座、丸ノ内、東西、千代田の各線で、初終電時刻の変更はないが、利用実態に見合った減便が行なわれる。

このうち銀座線は、平日10~15時台、土休日8~19時台が渋谷方面、浅草方面ともに現行の1時間18本から12本に。平日7~9時台は各方面毎時2~5本、平日17~18時台は各方面毎時2本減便され、4路線のなかでは最も減便規模が大きい。

今回の4路線で減便規模が最も大きい銀座線。写真は同線の1000系。今回の4路線で減便規模が最も大きい銀座線。写真は同線の1000系。

丸ノ内線では、平日6~14時台・17~20時台と土休日6~22時台に各方面とも1時間あたり1~6本の減便が実施されるが、2019年7月に方南町駅(東京都杉並区)ホームの延長により6両編成での運行を開始した方南町支線(中野坂上~方南町)では3両編成による運行が終了となり、全列車が6両化される。また、平日8時台の四ツ谷方面からの新宿折返し列車が中野坂上方面へ延長される。

東西線では平日に限り、7時台に浦安→中野間、8時台に中野→西船橋間、9時台に西船橋→中野間、10時台(高田馬場基準)に中野→東陽町間でそれぞれ1本が減便される。

東西線では平日に限り7~10時台が減便されるが、小規模に留まる。東西線では平日に限り7~10時台が減便されるが、小規模に留まる。

千代田線では、北綾瀬→綾瀬間で7時台に1本、綾瀬~代々木上原間で7時台に代々木上原方面2本、綾瀬方面1本、8時台に綾瀬方面1本が減便される。

なお、時間帯は銀座線が上野・赤坂見附・溜池山王・上野広小路、丸ノ内線が新大塚・四ツ谷・新宿・中野坂上・新中野・中野新橋・赤坂見附・茗荷谷、東西線が木場・高田馬場、千代田線が北綾瀬・町屋・明治神宮を基準としているため(時間帯により異なる)、減便本数は実際の利用とは異なる場合がある。

千代田線では平日7~8時台に減便されるが、東西線同様、小規模に。写真は16000系。千代田線では平日7~8時台に減便されるが、東西線同様、小規模に。写真は16000系。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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