アイサンテクノロジーは6月21日、愛知県の産業空洞化対策減税基金に基づく「新あいち創造研究開発補助金」に採択されたのを受けて愛知県発の技術を集約した大型自動運転バスの実用化研究開発を推進すると発表した。
今回の自動運転バスは、 自動運転機能を搭載するのに加え、2021年度の新あいち補助事業で開発したセーフティドライバー用HMI(ヒューマンマシンインターフェース)、 車室監視システムをバス向けの機能向上を図り、自動運転システムと連携して実施する。
また、愛知県内企業・大学と実運用レベルで連携を深める。県内発技術を集約した「愛知県発バスモデル」のサービス化を目指して研究開発する予定。
バスタイプの自動運転車両のニーズが非常に高いため、大型バスでの自動運転車両構築の研究開発を推進する。
愛知県では、次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギーなど、今後の成長が見込まれる分野に企業が行う研究開発・実証実験を支援する制度「新あいち創造研究開発補助金」を2012年度に創設した。