3年ぶりの鈴鹿8耐が始動…合同テストはHRCがトップタイム

トップタイムをマークしたTeam HRC
  • トップタイムをマークしたTeam HRC
  • 2番手タイムの鈴鹿レーシング
  • 3番手タイムのYoshimura SERT Motulは2台のマシンでランデブー走行を披露
  • 4番手タイムのSDG Honda Racing
  • 5番手タイムのKawasaki Racing Team Suzuka 8H
  • 6番手タイムの Astemo Honda DreamSI Racing
  • YAMAHA勢トップは10番手タイムのTeam KODAMA
  • Team HRCの長島哲太

3年ぶりとなるコカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレースの合同テストが行われ、Team HRCがトップタイムをマークした。

カワサキの26年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた鈴鹿8耐2019年大会。その後、2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催が見送られ、今年、3年ぶりに真夏の祭典「鈴鹿8耐」が開催されようとしている。

それに先立ち、6月9日・10日の日程で第1回のテスト走行が鈴鹿サーキットで行われ、合計43チームが参加し、精力的に周回を重ねた。

9日は午前中に1時間が2回、午後に2時間が1回の合計3セッションの4メーカー(ヤマハ、ホンダ、スズキ、カワサキ)合同テストが行われた。トップタイムを記録したのは長島哲太、高橋巧、水野涼のTeam HRC(Honda)で2分5秒737。2番手のYoshimura SERT Motul(渡辺一樹/津田拓也:Suzuki)に1秒以上差をつけてきた。

10日は午前に90分、午後に90分の2回のタイヤメーカー(ブリヂストン、ダンロップ)合同テストが行われ、ここで前日走行しなかった鈴鹿レーシング(亀井雄大/杉山優輝/田所隼:Honda)が2分6秒665を記録してきた。このタイムを上回るものは現れず、鈴鹿レーシングがタイヤメーカー合同テストのトップタイムとなった。

2日間総合ではTeam HRCがトップ、鈴鹿レーシングが2番手。以下Yoshimura SERT Motul、SDG Honda Racing、Kawasaki Racing Team Suzuka 8H、Astemo Honda DreamSI Racingと続いた。

鈴鹿8耐はこのあと7月5日・6日と、レースウィークの8月3日・4日に合同テストが行われ、8月4日~7日の日程で本番を迎える。

■鈴鹿8耐合同テスト2日間総合結果(トップ10)

1. Team HRC<Honda>(長島哲太/高橋巧/水野涼)/2分5秒737
2. 鈴鹿レーシング<Honda>(亀井雄大/杉山優輝/田所隼)/2分6秒665
3. Yoshimura SERT Motul<SUZUKI>(渡辺一樹/津田拓也)/2分6秒749
4. SDG Honda Racing<Honda>(名越哲平/榎戸育寛/浦本修充)/2分7秒198
5. Kawasaki Racing Team Suzuka 8H<KAWASAKI>(レオン・ハスラム)/2分7秒209
6. Astemo Honda DreamSI Racing<Honda>(渡辺一馬/作本輝介)/2分7秒355
7. ASTEMO HONDA SI 2<Honda >(渡辺一馬/P.THITIVARARAK)/2分7秒629
8. TOHO Racing<Honda>(清成龍一/國峰啄磨)/2分7秒936
9. Honda Dream RT 桜井ホンダ<Honda>(濱原颯道/日浦大治郎)/2分7秒972
10. Team KODAMA<YAMAHA>(児玉勇太/長尾健吾)/2分8秒442

※結果は手元集計です。
※チーム名、ライダーは合同テスト当日のもので、鈴鹿8耐本番は変更となる場合があります。

《藤木充啓》

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