水を使わない車載トイレ「ラップル」発売、排泄物を自動ラッピングで密閉

自動ラップ式トイレ「ラップル」
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  • 特殊フィルムと凝固剤による試験データ

キャンピングカーパーツセンターは6月2日、災害・介護用トイレ「ラップポン」を車載専用に改良した自動ラップ式トイレ「ラップル」の販売を開始した。

ラップポンは、日本セイフティーが独自に開発した災害時や介護などに役立つ簡易トイレ。水を使わず、熱圧着によって排泄物をその都度ラップし、臭いや微生物(細菌)を密封する。排泄物等を包む素材には特殊防臭フィルムを使用。凝固剤を併用することで、臭気漏れに加えて、微生物(細菌)も遮断する。

新製品「ラップル」は、ラップポンのフィルム圧着技術を搭載し、車載専用として改良した12V車載専用の自動ラップ式トイレ。車載するために軽量化するとともに防振設計を強化した。熱圧着によって排泄物を一回ごとに自動で密封し、個包装で切り離すことで後処理の手間もなく、手入れも簡単。衛生面においても高い効果を発揮する。さらに難しい施工は必要なく、簡単に設置ができるのでスペースを有効に使うことができる。

使用方法はまず、専用の凝固剤を入れて排泄の準備。排泄後、スイッチを押すとラッピングが開始される。約90秒後に終了音が鳴り、排泄物をラップした袋が排出される。

本体サイズは377×452×400mmで重量は8kg。約60回使用できるフィルムカセットと50回使用できる凝固剤が付属し、価格は17万6000円。


《纐纈敏也@DAYS》

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