JGTCの歴史を作ったマシンが共演、鈴鹿サーキット60周年…SUPER GT 第3戦

鈴鹿サーキット60周年 特別デモラン 「群雄割拠JGTC~SGTの礎となった時代~」
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SUPER GT第3戦が鈴鹿サーキットで28日に予選、29日に決勝の日程で開催される。鈴鹿サーキットは今年開場60周年という記念の年とあり、28日に60周年を記念するデモランが行われた。

鈴鹿サーキット60周年 特別デモラン「群雄割拠JGTC~SGTの礎となった時代~」と題されたデモラン、登場したのは、『Castrol 無限 NSX』、『ザナヴィ NISMO Z』、『Esso Ultraflo スープラ』のJGTC時代に活躍した3台。マシンに乗り込んだのはもちろん道上龍、本山哲、脇阪寿一の3名だ。

SUPER GTの前身とも言える、JGTC(全日本GT選手権)は1994年から開始され、2004年に現在のSUPER GTに引き継がれる形で終了した。

同じ時代に戦った仲間として、2000年仕様のCastrol 無限 NSX、2004年仕様のザナヴィ NISMO Z、2002年仕様のEsso Ultraflo スープラと、一時代を築いたマシンが共演し、鈴鹿サーキットに集まったファンは注目していた。

トークショーでは、脇阪選手と本山選手は当時のレーシングスーツを着て登場となったが、道上選手だけは、「いろいろ探したけど無いんですよね、なのでネットで過去のスーツを持っている人、または写真などを持っている人に、写真を送ってもらい、当時のスーツに似せた感じで新品を作りました」と真新しいレーシングスーツでの登場となった。

ちなみにこの3名のドライバーは、毎年鈴鹿サーキットで行われるファン感謝祭においても、「新・永遠のライバル」として毎年さまざまなバトルを繰り広げており、今回のイベントは自分たちが以前に乗っていたマシンとあり、デモランらしからぬ迫力あるバトルが繰り広げられた。

現在のSUPER GTのGT500マシンは、モノコックやさまざまなパーツが共通化されているが、当時のGT500マシンはメーカーそれぞれの思考やエンジン・サウンドなど、オリジナリティ溢れるマシンだったこともあり、バトルに興奮したファンも多いだろう。

懐かしいエンジンサウンドが響く当時のマシンは、多くの努力により復活しており、再生に取り組んだ関係者に向けての感謝の拍手も送られた。

鈴鹿サーキット60周年特別デモラン 「群雄割拠JGTC~SGTの礎となった時代~」は決勝日の29日も行われる予定だ。

《雪岡直樹》

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