スバルは5月19日に、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において製造中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行を実施した。
UH-2量産初号機は19日午前、スバルのテストパイロットの操縦で宇都宮飛行場を離陸し、約30分間周辺空域を飛行し、無事に宇都宮飛行場に着陸した。
新多用途ヘリコプターUH-2は、米国ベル・テキストロン社と共同開発した民間向けヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」のプラットフォームをベースに、陸上自衛隊向けの仕様を織り込んだ機体だ。今後は、陸上自衛隊への納入に向け、引き続き各種飛行試験をスバルで実施していく。
