マツダは5月11日、円安による為替差益や新車販売台数が想定を上回っていることから2022年3月期の通期連結業績予想を上方修正したと発表した。
車両の出荷台数が想定を上回ったことから売上高は前回予想から203億円増となる3兆1203億円になる見通し。通期のグローバル販売台数は計画より1万1000台増となる125万1000台となった。
収益では販売台数の増加に加え、販売費用の抑制、固定費削減などの効果で、営業利益が前回予想から222億円増となる1042億円となった模様。
また、為替がドルやユーロに対して円安が進んだため、経常利益は前回予想から445億円増の1235億円、当期純利益が266億円増の816億円を予想する。
前期業績と今期業績見通しは5月13日に発表する。