アウディ(Audi)は5月5日、2022年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。営業利益は、第1四半期の新記録を打ち立てている。
同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、142億8200万ユーロ(約1兆9650億円)。前年同期の140億6700万ユーロに対して、1.5%増と2年連続で増加した。
また、第1四半期の営業利益は、34億6800万ユーロ(約4770億円)と、第1四半期の新記録を打ち立てた。前年同期の14億0400万ユーロに対して、およそ2.5倍の増益となっている。
大幅な増益となったのは、価格設定の良さ、固定費の削減、素材コストの見直しなどによるもの。これらが、利益を押し上げる要因となった。
アウディ取締役会のユルゲン・リッタースバーガーCFO(最高財務責任者)は、「第1四半期の主要な財務数値は、アウディが正しい方向に進んでいることを裏付けている」と述べている。