メルセデスベンツ、実質利益は11%増 2022年第1四半期決算

メルセデスベンツグループのドイツ本社
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メルセデスベンツグループ(Mercedes-Benz Group、旧ダイムラー)は4月27日、2022年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。11%の増益を達成している。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は、348億5800万ユーロ(約4兆7187億円)。前年同期の328億8200万ユーロに対して、6%プラスと増加した。

また、2022年第1四半期のEBIT(利払前・税引前利益)は、52億2900万ユーロ(約7078億円)。前年同期の47億0100万ユーロに対して、11%の増益となった。

増益を達成したのは、今期も世界的な半導体不足の影響を受ける中で、商品ラインナップや価格設定が功を奏し、収益を押し上げたのが大きい。

メルセデスベンツグループのハラルド・ヴィルヘルムCFO(最高財務責任者)は、「この業績を基盤に高級車事業を成長させ、EVの生産を拡大し、ソフトウェア開発を加速することにより、事業を変革し続けていく」と述べている。


《森脇稔》

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