メルセデスベンツ『EQS SUV』に最新「MBUX」、幅1410mmの大型ディスプレイ採用

最上位SUVセグメントのインテリアの再定義を標榜

ダッシュボードの横幅いっぱいにディスプレイを配置

助手席前方のディスプレイにエンターテインメント機能

メルセデスベンツ EQS SUV
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メルセデスベンツは4月19日、新型EV『EQS SUV』(Mercedes-Benz EQS SUV)を初公開し、最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載すると発表した。

◆最上位SUVセグメントのインテリアの再定義を標榜

EQS SUVは、メルセデスベンツの最上位SUV『GLS』のEV版に位置付けられる。『Sクラス』のEV版、『EQS』とともに、EVブランドの「メルセデスEQ」のフラッグシップモデルとなる。EQS SUVは、メルセデスベンツのフルサイズ電動SUVだ。メルセデスベンツのEV専用アーキテクチャをベースにした3番目のモデルになる。

メルセデスベンツは、EQS SUVのインテリアが、最上位SUVセグメントを再定義する、と自負する。EQS SUVのインテリアは、セダンのEQSで顧客に受け入れられた進歩的なデザイン、洗練さ、快適さと、大型SUVにふさわしいスペース、多様性を兼ね備えているという。

インテリアは、デジタル時代のラグジュアリーに革新的な新しいトリムを融合させたものだという。EVアーキテクチャの効率的なデザインによって、広い室内スペースを可能にしている。

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◆ダッシュボードの横幅いっぱいにディスプレイを配置

オプションで3列目シートを用意する。この3列目シートに電動調整可能な2列目シートを組み合わせることにより、ラグジュアリーさとデザインの面で、顧客のニーズに合うレベルの柔軟にアレンジできるインテリアを実現するという。

オプションで「MBUXハイパースクリーン」が選択できる。「MBUX」の最新バージョンを搭載するMBUXハイパースクリーンは、人工知能(AI)を利用して、インフォテインメント、快適性、車両機能の操作と表示を、新しいレベルに引き上げているのが特徴だ。インストルメントクラスター、インフォテインメント、パッセンジャーディスプレイを一体設計した結果、大きく湾曲したスクリーンユニットが、ダッシュボードの横幅いっぱいに配置される。これにより、直感的で簡単かつ、感情的なデジタル体験を可能にするという。

MBUXハイパースクリーンは、デジタルとアナログデザインの融合の一例という。独自の湾曲したスクリーンは、複数のディスプレイがシームレスに融合しているように見える。エアダクトは、この大型デジタルディスプレイと一体設計された。スクリーンの幅は1410mm以上に達する。

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◆助手席前方のディスプレイにエンターテインメント機能

複数のプロファイルでコンテンツをカスタマイズでき、助手席前方のディスプレイには、エンターテインメント機能がある。鮮やかな表示を追求するために、OLEDテクノロジーが中央と助手席側のディスプレイに使用されている。

このディスプレイは、直感的な操作が可能で、EVモードで走行している場合は、ブーストやエネルギー回生などのEVパワートレインの状態が、クラスプを使用した新しい方法で視覚化される。

MBUXハイパースクリーンは、プラスチック製のフレームに囲まれている。下部にはアンビエント照明が組み込まれており、ディスプレイユニットがインストルメントパネルに浮かんでいるように見えるという。

《森脇稔》

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