伊豆急の新型電車はハワイアン…その名も「アロハ電車」 4月29日には試乗会と撮影会

海側と山側で色が異なる「アロハ電車」のデザイン。ハワイ語でウミガメを意味する「ホヌ柄」とされたラッピングには、ウミガメやイルカのほか、伊豆ならではのシークレットキャラクターも入るという。前面スカートにも配色されており、伊東方が青、伊豆急下田方が赤となる。
  • 海側と山側で色が異なる「アロハ電車」のデザイン。ハワイ語でウミガメを意味する「ホヌ柄」とされたラッピングには、ウミガメやイルカのほか、伊豆ならではのシークレットキャラクターも入るという。前面スカートにも配色されており、伊東方が青、伊豆急下田方が赤となる。
  • 「アロハ電車」のロゴ。
  • かつて伊豆急行を走っていた100系クモハ103号。腰周りの青色が「ハワイアンブルー」と呼ばれていたほど同社とハワイアンの縁は深く、開業以来のキーワードとなっており、そのことが3000系のデザインに活かされている。
  • 帯が取り除かれたラッピング前の3000系。試乗会と撮影会ではラッピング後の姿で登場する。
  • 伊豆急行に入線した当時のJR東日本209系。エクステリアは「アロハ電車」化で大きく変わる。

伊豆急行は3月4日、JR東日本から導入した3000系(元209系2100番台)のデザインを発表した。

4月30日から4両編成2本を組み合わせた8両編成で運行を開始する予定の3000系は、エクステリアに観光路線における非日常を意識。他社に例がないものや電車らしくないもの、女性や若年層に関心をもってもらえるものとして、ハワイアンのイメージを活かしたデザインとなる。愛称もハワイの挨拶言葉「ALOHA」にちなんだ「アロハ電車」としており、リゾート電車『リゾート21』の伝統を受け継いで、海側には赤、山側には青のラッピングが施される。

「アロハ電車」のロゴ。「アロハ電車」のロゴ。

なお、伊豆急行では、「アロハ電車」の運行開始を記念して、一般営業運行前日の4月29日に試乗会と撮影会を開催する。

試乗列車の時刻は伊豆高原11時50分頃発~伊豆急下田13時頃着・15時40分頃発~伊豆高原16時45頃着で、伊豆急下田駅(静岡県下田市)では折返し時間を利用して、13時20分頃から14時35分頃まで2回に分けて撮影会を開催。伊豆高原到着後には伊豆高原検査場で17時30分から19時50分まで5回にわけて夜間撮影会が行なわれる(参加はいずれか1回のみで時間指定不可)。

参加には「伊豆急3000系デビュー予定日前日特別プラン」への申込みが必要で、3月11日10時から伊豆急行のウェブサイトで受け付ける。旅行代金は大人7000円・子供5000円で、1人につき2人まで申し込むことができる。申込み多数の場合は抽選となる。

帯が取り除かれたラッピング前の3000系。試乗会と撮影会ではラッピング後の姿で登場する。帯が取り除かれたラッピング前の3000系。試乗会と撮影会ではラッピング後の姿で登場する。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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