陸と海のつながりをイメージ…高松駅の北隣に駅ビルを増設 2023年度下期開業予定

北東側から見た高松駅ビル(仮称)のイメージ。奥が駅舎部分の既存棟。
  • 北東側から見た高松駅ビル(仮称)のイメージ。奥が駅舎部分の既存棟。
  • 駅前広場側から見た高松駅ビル(仮称)のデザイン。ドーム状の駅コンコースが「海」と「陸」をつなぐイメージに。
  • JR四国高松駅(2019年)。この右手に駅ビルが建てられる。瀬戸大橋線が開業するまでは宇高連絡船が発着する四国の玄関駅として名高かったが、近年はJR、私鉄、高速バス、フェリーも含めた公共交通の結節点として機能。体育館や大学の建設も計画されており、利用者の増加が見込まれている。
  • 高松駅ビル(仮称)の計画地。

JR四国は1月25日、高松駅ビル(仮称)の外観デザインを発表した。

これは高松駅の北隣に増設される商業棟と駐車場棟からなる駅ビルで、2023年度下期の開業を予定している。

計画によると、敷地面積は約5200平方m、延床面積は約1万5490平方m。鉄骨造りの地上4階建てで、外観は「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎ」をイメージ。既存の駅舎部分を玉藻城の石垣と城をイメージした「陸」、増設される駅ビル部分を「瀬戸内海」とし、高松の海と陸のつながりを表現するとしている。

駅前広場側から見た高松駅ビル(仮称)のデザイン。ドーム状の駅コンコースが「海」と「陸」をつなぐイメージに。駅前広場側から見た高松駅ビル(仮称)のデザイン。ドーム状の駅コンコースが「海」と「陸」をつなぐイメージに。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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