輸入車販売、1.4%増の25万9752台で3年ぶりのプラス 2021年

メルセデスベンツ Cクラス 新型
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日本自動車輸入組合は1月11日、2021年(1~12月)の輸入車新規登録台数(外国車メーカー)を発表。前年比1.4%増の25万9752台で3年ぶりのプラスとなった。

なお、日本メーカー車の輸入車新規登録台数は同37.1%増の8万4800台で2年連続のプラス。これを合わせた合計では、同8.4%増の34万4552台で3年ぶりのプラスとなった。

ブランド別ではメルセデスベンツが同9.3%減の5万1722台ながら、7年連続トップとなった。7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型『Cクラス』の先行予約を7月下旬から開始したものの、半導体不足の影響による納期の遅れなどで販売台数が伸び悩んだ。

一方、フォルクスワーゲン(VW)とBMWの2位争いは一昨年、昨年同様、熾烈を極めた。結果、3万5905台を販売したBMWが2位の座を奪還。3位VWの年間販売台数は3万5215台、BMWとの差はわずか690台だった。

続く4位アウディは7年ぶりのプラス、5位MINIは3年連続のマイナスとなった。コロナ禍により上位ブランドが苦戦する中、ジープは5.2%増の1万4294台で7年連続プラスと好調をキープした。

◆2021年輸入車販売台数ランキング

1位[1位]:メルセデスベンツ 5万1722台(9.3%減・4年連続減)
2位[3位]:BMW 3万5905台(0.5%増・4年ぶり増)
3位[2位]:フォルクスワーゲン 3万5215台(3.7%減・3年連続減)
4位[4位]:アウディ 2万2535台(1.0%増・7年ぶり増)
5位[5位]:MINI 1万8211台(9.8%減・3年連続減)
6位[6位]:ボルボ 1万6638台(7.0%増・2年ぶり増)
7位[7位]:ジープ 1万4294台(5.2%増・7年連続増)
8位[8位]:プジョー 1万2072台(12.3%増・12年連続増)
9位[10位]:ルノー 7666台(28.5%増・3年ぶり増)
10位[9位]:ポルシェ 7009台(3.8%減・12年ぶり減)

※[]内は前年順位、()内は前年比

《纐纈敏也@DAYS》

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