日産の中国新車販売、上級セダンが4割増 2021年

日産 アルティマ(中国仕様)
  • 日産 アルティマ(中国仕様)
  • 日産 エクストレイル 新型(中国仕様)
  • 日産シルフィ(中国仕様)
  • 日産 ナバラ(中国仕様)

日産自動車(Nissan)の中国部門は1月6日、2021年の新車販売の結果を発表した。商用車や輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた総販売台数は、138万1494台。前年比は5.2%減と、3年連続で前年実績を下回った。

全販売台数138万1494台のうち、乗用車が主体の東風日産と「ヴェヌーシア」は2021年、113万4889台を販売した。前年比は6.4%減と引き続き落ち込む。

商用車が主体の鄭州日産と東風の商用車部門は2021年、23万4309台を販売した。前年比は7.8%増と、前年超えを維持した。ピックアップトラックの『ナバラ』が、販売増に貢献した。

日産の中国市場における乗用車の販売の主力は、引き続き、小型セダンの『シルフィ』で、2021年は51万3193台を販売した。上級セダンの『アルティマ』も前年比38.7%増の16万3741台と支持を集める。『エクストレイル』と『キャシュカイ』を中心に、SUVは2021年、31万2056台を売り上げている。

《森脇稔》

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