三菱ふそう川崎製作所、太陽光発電設備を増設…CO2排出量を年間850トン削減

三菱ふそうトラック・バス 川崎製作所
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三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は11月16日、主力工場の川崎製作所(神奈川県川崎市)に太陽光発電設備を増設すると発表した。

MFTBCでは、小型から大型までのトラック等を製造する川崎製作所に、建屋屋上を利用して2013年と2014年に計5000平米の太陽光発電設備を導入している。今回はさらに1万8000平米の太陽光発電設備を8棟の建屋屋上に増設する。

設置工事は2021年10月に始まり、2022年2月に完成、同月からの稼働を目指している。増設分は1530kWの発電力を有し、川崎製作所にて年間約850トンのCO2排出量削減(2015年比約2%に相当)に貢献するほか、発電コストも年間数千万円のメリットが見込まれる。

MFTBCは親会社のダイムラートラックの方針に沿って、車両のみならず、バリューチェーン全体を2039年までに脱炭素化することを目指している。今回の太陽光発電設備の増設をはじめ、この目標に向けてさらに取り組みを進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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