日産自動車は10月28日、2021年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数は前年同期比4.1%増の196万0599台で、4年ぶりのプラスとなった。
前年同期はコロナ禍により大幅減となったため、その反動で世界販売台数は増加。コロナ禍前の2019年度上半期(253万0461台)との比較では22.6%減となる。
国内販売は前年同期比4.1%減の19万5563台で3年連続のマイナス。登録車は同8.6%増の12万1706台、軽自動車は同19.5%減の7万3857台だった。海外販売は同5.1%増の176万5036台で4年ぶりのプラス。中国は前年同期を下回ったものの、北米で2割を超える増加となった。
グローバル生産台数は、同3.0%増の159万1886台で4年ぶりのプラスとなった。コロナ禍前の2019年度上半期(244万0033台)との比較では34.8%減となる。国内生産は前年同期比25.8%増の21万6262台、海外生産も同0.2%増の137万5624台でともに4年ぶりのプラスだった。
輸出は同60.4%増の11万8180台で、4年ぶりのプラスとなった。