テスラ(Tesla)は10月20日、2021年1~9月期の決算を発表した。
同社の発表によると、1~9月期の売上高は361億0400万ドル(約4兆1165億円)。前年同期の207億9200万ドルに対して、およそ1.7倍と引き続き伸びた。また、1~9月期の純利益は、過去最高の31億9800万ドル(約3646億円)。前年同期の4億5100万ドルに対して、およそ7倍の大幅増益を達成した。
大幅な増益となったのは、EV販売が好調なことが大きい。2021年1~9月の世界販売(納車)台数は62万7350台。前年同期の31万8350台に対して、約2倍と増えている。
全販売台数62万7350台のうち、セダンの『モデルS』とクロスオーバー車の『モデルX』は、合計で1万3185台を販売した。前年同期の3万8000台に対して、65.3%減と引き続き落ち込む。
一方、小型EVセダンの『モデル3』(『モデルY』を含む)は1~9月、61万4165台を販売した。前年同期の28万0350台に対して、約2.2倍と増加した。引き続きモデルSとモデルXを上回り、テスラの最量販車となっている。
これからどうなる? EV/PHEV……