メルセデスベンツは10月6日、2021年1~9月のメルセデスAMG(Mercedes-AMG)の世界新車販売台数を発表した。総販売台数は11万6394台。前年同期比は30.6%増と伸びている。 ここ数年で、メルセデスAMGは製品ラインナップを2倍以上に拡充し、新車販売台数を4倍に増やした。パフォーマンスセグメントにおけるパワートレインの電動化に取り組み、さらなる販売拡大を目指す。業務や製造の効率化を追求し、利益率を大幅に引き上げることにも成功している。 メルセデスAMGの現行ラインナップには、「35」、「45」、「53」、「63」などがある。このうち、53は高性能な48Vのマイルドハイブリッドだ。3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンに、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用している。 2020年のメルセデスAMGの世界新車販売台数は12万5129台。前年比は5.3%減と、マイナスに転じた。
メルセデスベンツ「MANUFAKTUR」、手作り職人技のカスタムを『Sクラス』で披露…IAAモビリティ2025 2025年9月18日 メルセデスベンツは、IAAモビリティ2025に合わせて開設したスタ…