レンタカーのハーツ、元マツダ社長のフィールズ氏を暫定CEOに任命

レンタカー大手のハーツ(Hertz)は10月5日、マーク・フィールズ氏を暫定CEOに任命した、と発表した。

マーク・フィールズ氏は2014年、フォードモーターの社長兼CEOに就任した。就任から3年を経た2017年、マーク・フィールズ社長兼CEOはフォードモーターのトップを退任した。日本では、マツダの元社長として知られている。

ハーツは2020年5月、米国の裁判所に対して、連邦破産法11条の適用を申請した。連邦破産法11条は、日本の民事再生法にあたるもので、ハーツは事実上、経営破綻した。連邦破産法11条の適用を申請した理由は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、業績が急激に悪化したためだ。各国政府が出した移動制限により、レンタカーのキャンセルが増加し、予約も減少。レンタカー需要の大幅な落ち込みが、経営を直撃した。

なお、ハーツは、連邦破産法11条の適用を申請した後も、全世界で営業を継続。また、欧州、オーストラリア、ニュージーランドなどを含めた国際部門は、連邦破産法11条の適用申請の対象外になるとしていた。現在、経営再建に向けた取り組みを加速している。

ハーツは10月5日、マーク・フィールズ氏を暫定CEOに任命した。ハーツのグレッグ・オハラ会長は、「将来に向けてハーツを再建するには、マーク・フィールズ氏の自動車とテクノロジーに関する幅広いバックグラウンドが必要。マーク・フィールズ氏の取締役会での継続的なリーダーシップと、暫定CEOへの就任が、再建に向けた重要な次のステップになる」と述べている。

《森脇稔》

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