先着1人ずつ、30万円で1日駅長体験…ふるさと納税返礼品 10月29日・11月28日に中央本線甲府駅

当初、甲府市は「あずさ・かいじ往復チケット+オリジナル景品」をふるさと納税の体験型返礼品として考えていたが、国から認められなかったことがきっかけで、JR東日本八王子支社の尽力により、前代未聞の1日駅長体験が考えられたという。
  • 当初、甲府市は「あずさ・かいじ往復チケット+オリジナル景品」をふるさと納税の体験型返礼品として考えていたが、国から認められなかったことがきっかけで、JR東日本八王子支社の尽力により、前代未聞の1日駅長体験が考えられたという。
  • 午前中は特急の出発式や駅構内放送体験、切符発券体験を。午後は回送列車の先頭部に乗車して電留線へ移動し、211系近郊型電車でのドア開閉や車内放送体験などの車内体験プログラム、E353系特急型電車の自動ホロ開閉体験などが行なわれる。
  • 1日駅長体験の午後に登場するE353系。同車は最大12両編成で、9両と3両に分割併合することがあるが、それに使用する「ホロフタ」と呼ばれる自動ホロの開閉シーンを単独で見ることができる。
  • 本多友光甲府駅長からのメッセージ。

JR東日本八王子支社と山梨県甲府市はこのほど、甲府市へのふるさと納税の返礼品として、甲府駅の1日駅長体験を設定した。

これはJR東日本八王子支社の甲府駅、甲府運輸区を中心とした社員がプレミアムプランとして企画。芸能人ではなく一般人を対象とした1日駅長はめったにない趣向で、八王子支社では「一般のお客さまに向けた本格体験は当社にとって初めての挑戦」ということで、返礼品化についてはあらゆる部署で何度も議論を重ねたという。

当日は駅長制服一式を着て駅長になりきる特別な体験が用意され、現役の駅社員や運転士、車掌からのもてなしのほか、駅電留線内での車内体験プログラムを時間内に何度でも楽しめることができる。

30万円の寄付者が対象で、10月29日と11月28日に実施。各回先着1人(16歳以上)を募集する。

受付は10月29日実施分が9月30日と10月19日、11月28日実施分が10月28日と11月18日にJRE MALLのふるさと納税ウェブサイト「山梨県甲府市」で行なわれ、いずれも12時から開始される。寄付があり次第、受付終了となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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