豪雨による道路冠水や通行止めリスクを提供、建設技術研究所が新サービス開始

建設技術研究所は、頻発するゲリラ豪雨や集中豪雨時の移動や経路選択を支援する、通行止めリスク提供サービスを開始した。

近年、ゲリラ豪雨・集中豪雨が頻発。国土交通省の資料によると、時間50mmを超える豪雨の発生は、30年前の約1.4倍に増加し、路面冠水の発生も直轄国道だけで年間平均259回となっている。

建設技術研究所では、これまでゲリラ豪雨・集中豪雨時の雨量予報や浸水リスクなどの水災害発生リスク情報をリアルタイムにマップ上に表示するサービス「RisKma」を提供している。今回、このRisKmaサービスに道路冠水想定箇所や事前通行規制区間のデータを組み込み、道路の冠水や雨量による通行止めが発生する可能性(通行止めリスク)を提供するサービスを開始した。

通行止めリスク提供サービスは、国土地理院が公表している「重ねるハザードマップ」に掲載されている一般道路の「道路冠水想定箇所(全国約4400か所)」、「事前通行規制区間(同約2800区間)」の情報を網羅している。さらに、これに掲載されていないものの、各自治体が公表している道路冠水想定箇所や事前通行規制区間の情報も追加。36時間先までの降雨予測に基づき、各箇所・区間で時間雨量/連続雨量の基準値を超えると予測された場合に、通行止めリスクありとして、地図上に表示する。

本サービスは、ゲリラ豪雨・集中豪雨時の的確なルート選択を支援し、移動・物流の到着時刻遅延や車両の冠水事故の未然防止などに有効だ。なお当面の間は、試行期間として、申込みがあった法人等への限定公開(無償)。ここで得られた知見をフィードバックさせ、一般公開に向けて取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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