パガーニ、次世代ハイパーカー開発へ…サウジ政府系ファンドと戦略的提携

パガーニ・ウアイラ R
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パガーニ・アウトモビリ(Pagani Automobili)は8月19日、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」と戦略的提携を結び、PIFからの出資を受け入れると発表した。

パガーニ・アウトモビリは、アルゼンチン生まれのオラチオ・パガーニ氏がイタリアに設立した。1999年に『ゾンダC12』と呼ばれるスーパーカーを発売。パガーニ・アウトモビリはその後、『ロードスター』、『ゾンダF』、『ゾンダR』など、絶えず進化の手を加えてきた。パガーニ・アウトモビリの現行モデルが、『ウアイラ』だ。

パガーニ・アウトモビリは、サウジアラビアの政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)と戦略的提携を結び、PIFからの出資を受け入れる。PIFは、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会長を務めている。

パガーニ・アウトモビリはPIFからの資金を、次世代ハイパーカーの開発などに充当する計画だ。同社の中核事業のハイパーカービジネスのさらなる発展を目指すという。

オラチオ・パガーニ氏は、「PIFとの戦略的提携は、長期的な成長戦略を実現するための重要なステップ。パワートレインテクノロジーに関係なく、独特のエモーショナル性を維持するために、次世代ハイパーカーの開発には多額の投資を行う」と語っている。

《森脇稔》

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