フォルシア、次世代ディスプレイ技術で「2021 PACEアワード」ファイナリストに選出

メルセデスベンツEクラス・カブリオレ
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フォルシアは、同社のイリステック・パーセプチュアル・ディスプレイ・プラットフォーム・ビジョンが「2021 PACEアワード」のファイナリストに選出されたと発表した。

パーセプチュアル・ディスプレイ・プラットフォーム・ビジョンは、知覚と生理学を利用してディスプレイ画面のインフォテイメントを最適化する世界初のソフトウェアプラットフォームだ。同技術は、メルセデスベンツ『Eクラス』のカブリオレ(コンバーチブル)に搭載。画質と視認性を高め、より安全で快適なユーザー体験を提供している。

フォルシアは2020年7月、カナダ・モントリオールに本社を置くスタートアップ企業、イリステック社を買収。イリステックは、ディスプレイのパーソナル化とエネルギー効率の向上を通じて、フォルシアの次世代コックピット戦略に重要な役割を果たしている。

PACEアワードは、自動車サプライヤーの卓越したイノベーション、技術的進歩、業績を表彰する世界的な権威を持つ技術賞。米国の大手自動車専門雑誌『オートモーティブニュース』が後援する。フォルシアは2019年にPACEアワードのレゾナンスフリーパイプテクノロジー部門を、2016年にアダプティブバルブテクノロジー、カバーカービングテクノロジー両部門を獲得している。

《纐纈敏也@DAYS》

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