ジャガー『Fタイプ』に2022年型、「Rダイナミックブラック」を欧州設定

専用仕立ての内外装

12.3インチのHD TFTインストルメントクラスター

2.0リットル直4ターボと5.0リットルV8スーパーチャージャー

ジャガー Fタイプ の2022年モデルの「Rダイナミックブラック」
  • ジャガー Fタイプ の2022年モデルの「Rダイナミックブラック」
  • ジャガー Fタイプ の2022年モデルの「Rダイナミック」
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  • ジャガー Fタイプ の2022年モデルの「Rダイナミック」

ジャガーカーズは4月12日、ジャガー『Fタイプ』(Jaguar F-TYPE)の2022年モデルに、欧州で「Rダイナミックブラック」を設定すると発表した。

専用仕立ての内外装

FタイプのRダイナミックブラックは、クーペとコンバーチブルがラインナップされる。エクステリアは、「ブラックパック」が標準装備された。ベント、ジャガースクリプトとリーパー、グリルサラウンド、20インチの5スプリットスポークアルミホイールは、グロスブラックで統一されている。

ボディカラーには、サントリーニブラック、アイガーグレー、フィレンツェレッドの3つのメタリックペイントが選択できる。Rダイナミックブラックとともに、従来からの「Rダイナミック」も継続設定されている。

Rダイナミックブラックのインテリアには、12方向に調整可能なパフォーマンスシートを装備した。このシートには、ウィンザーレザーを使用しており、ライトオイスターコントラストステッチのエボニー、またはフレームレッドステッチのマーズを選択できる。ドアトリムには、モノグラムステッチパターン加工が施された。

このモノグラムデザインが、12.3インチのインタラクティブドライバーディスプレイのスエードクロスラップをエンボス加工するために使用されている。サテン仕上げのアルミ製パドルシフト、エボニースエードのクロスヘッドライナー、ジャガースクリプトを備えた照明付きトレッドプレートも装備された。

12.3インチのHD TFTインストルメントクラスター

ドライバー正面には、12.3インチのカスタマイズ可能なHD TFTインストルメントクラスターを装備した。フル地図モードを含めて、さまざまな表示が切り替えられる。スポーツカーらしく、通常表示は大型のタコメーターだ。スポーツ走行時には、シフトアップを促すインジケーターが付く。

最新の「Touch Pro」インフォテインメントシステムは、Apple「CarPlay」に対応する。「スマートフォンパックは、グーグルの「Android Auto」とバイドゥの「CarLife」と連携する。

2.0リットル直4ターボと5.0リットルV8スーパーチャージャー

「P300」の2.0リットル直列4気筒「INGENIUM」ガソリンターボエンジンは、最大出力300ps/5500rpm、最大トルク40.8kgm/1500~4500rpmを発生する。トランスミッションは8速AT「クイックシフト」で、駆動方式は2WD(FR)。0~96km/h加速5.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

「P450」の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、スーパーチャージャーで加給されており、最大出力450ps/6000rpm、最大トルク59.1kgm/2500~5000rpmを引き出す。トランスミッションは8速ATのクイックシフトで、駆動方式は2WD(FR)と4WD。0~96km/h加速4.4秒、最高速285km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

P450には、「アダプティブダイナミクスシステム」が標準装備されている。アダプティブダイナミクスシステムは、電子制御の連続可変ダンパーを使用して、低速走行時の快適性と高速走行時のコントロール性の両立を狙ったものだ。ドライバーはサスペンション、パワーステアリング、スロットルレスポンス、シフトチェンジの設定を調整できる。

P450には、「クワイエットスタート」機能が付く。リアサイレンサーの電動バイパスバルブは、負荷がかかった状態で自動的に開くまで、閉じた状態を保つ。ダイナミックモードを選択するか、エンジンを始動する前に切り替え可能な排気ボタンを押すことで、クワイエットスタートを無効にすることができる。

また、P300には、パッシブモノチューブダンパーを採用して、乗り心地とハンドリングを追求している。

《森脇稔》

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