三菱ふそうトラック・バスは3月9日、大型路線バス『エアロスター』のエンジン制御プログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2013年5月29日から2017年8月22日までに製造された2146台。
対象車種は、エンジンECUの制御プログラムが不適切なため、最大燃焼圧力がコンロッドの許容限度を超える場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、コンロッドに亀裂が生じ、最悪の場合、コンロッドが破損して走行不能および火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジンECUの制御プログラムを対策品に書き換える。
不具合は13件発生。事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。