DS 3クロスバック に限定車、「コネクテッド・シック」…フランス発表

さらなるカスタマイズを追求

セグメントで最大の10.3インチタッチスクリーン

EVの「E-TENSE」も選択可能

DS 3クロスバック「コネクテッド・シック」
  • DS 3クロスバック「コネクテッド・シック」
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DSは2月18日、『DS 3クロスバック』(DS 3 Crossback)の限定モデル、「コネクテッド・シック」をフランス本国で発表した。

さらなるカスタマイズを追求

同車は、DS 3クロスバックをベースに、さらなるカスタマイズを追求した限定モデルだ。エクステリアには、17インチの「MADRID」アルミホイール、ダークカラーのリアウィンドウ&ベゼル、マットブラックのラジエーターグリルを囲むクローム「DS WINGS」が採用された。コネクテッド・シックの文字が、クロームシャッターのリングを際立たせている。

ドアハンドルは、ボディパネルに隠されるように配置され、ウィンドウワイパーも外部から見えないように設計された。これらが、コネクテッド・シックの前衛的なデザインを強調しているという。

ボディカラーは、クリスタルパール、パールホワイトパール、ミレニアムブルー、ルビーレッド、ブラックペルラネラ、プラチナグレー、アーテンスグレー、アイスホワイトの8色を用意している。シェード仕上げも選択することができる。

セグメントで最大の10.3インチタッチスクリーン

インテリアは、「So Chic」仕上げをベースに、レザーシートを備えた「DS BASTILLE」トリムを採用している。シートは、バサルトブラックグレインレザー。フルグレインレザー巻きのステアリングホイールとレザー製シフトレバーも付く。オプションで、ルーフライナーの色合いを明るくすることも、暗くすることもできる。ダッシュボードとドアトリムパネルには、ブラックバサルテレザールックの装飾が施された。

コネクテッド・シックには、TomTomサービスによるリアルタイムのトラフィック情報と危険ゾーン警告を備えた10.3インチの大型タッチスクリーンが装備される。センターコンソールの下部に組み込まれた無線アンテナによって、ナビゲーション&インフォテインメントシステムを受信する。収納コンパートメントには、ワイヤレスのスマートフォン充電器を装備した。センターアームレストには、USBソケットが標準装備されている。

オートエアコン、前後のパーキングアシスタンス、「SOS&ASSISTANCE」サービスに加えて、緊急&アシスタンスコールを発信し、リモートメンテナンスを支援するシステムを採用している。

EVの「E-TENSE」も選択可能

パワートレインには、ガソリン、ディーゼル、EVの3種類が用意される。中でも、EVの『DS3クロスバックE-TENSE』がベースのモデルには、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生するモーターを搭載した。0~50km/h加速3.3秒、0~100km/h加速8.7秒の性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量50kWhのリチウムイオンだ。1回の充電での航続は、WLTPサイクルで320km、NEDCサイクルで430kmとした。

充電は、三相型11kW充電ウォールボックスで、フル充電まで5時間だ。出力100kWの急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量を30分で充電できる。新世代のヒートポンプを採用し、室内の温度調整とバッテリーの温度最適化を実現した。DSによると、20%以上のエネルギー回生が都市部走行で可能な省エネルギー性能を備えているという。

ドライブモードは3種類だ。航続を最大化する「エコ」、トルクが即座に増加する「ノーマル」および「スポーツ」が用意される。フォーミュラEのノウハウを応用した2種類のエネルギー回生システムも採用する。「ブレーキ」モードでは、回生ブレーキが強めに作動する。

《森脇稔》

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