バスの車内でテレワーク、動くシェアオフィス…東急バスが実証運行へ

Yogibo「Traybo2.0」を車内でレンタル
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東急バスは、「市が尾駅・たまプラーザ駅~渋谷駅・東京駅」を結ぶシェアオフィスバス「サテライトビズライナー」の実証運行を2月16日より開始する。

コロナ禍の影響で、リモートワークが急速に普及しつつあるが、対面での業務が必要な場面は依然として存在している。本サービスはこうした出勤が必要な場面にて、鉄道の混雑時間帯を避けつつ、通勤時間を有効に活用する、“ウィズコロナ”の新しい通勤スタイルを提案するものだ。

サテライトビズライナーは、バス車内で仕事をしながら目的地まで過ごす「動くシェアオフィス」をコンセプトとした新しい移動手段。たまプラーザ駅を9時5分に出発し、渋谷駅は10時15分、東京駅南口は10時45分に到着する。乗車と同時に仕事を開始すれば、通勤時間が就業時間に。朝の時間にゆとりが生まれる。帰りは東京駅南口を16時25分、渋谷駅を17時5分に出発し、たまプラーザ駅17時35分に到着。同時に終業となれば自由な時間が広がる。

車内ではWi-Fi・化粧室のほか、ラップトップデスク膝上テーブルYogibo「Traybo2.0」を用意。快適なテレワーク環境を提供する。また、東急が実験中の「DENTO」サービスからチケットを購入した乗客には、運賃の割引や特別価格で購入できるコーヒーのサービスも用意する。

片道運賃はたまプラーザ駅から渋谷駅が1000円、東京駅南口が1400円など。

《纐纈敏也@DAYS》

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