コンチネンタル(Continental)は11月12日、次期CEOにニコライ・セッツァ氏を任命した、と発表した。
同氏は、健康上の理由で11 月30日付で辞任するエルマー・デゲンハート現CEOの後任として、12月1日付けで新CEOに就任する。
ニコライ・セッツァ氏は、ドイツとフランスで工学技術管理を専攻した後、1997 年にコンチネンタルに入社した。コンチネンタルでは現在までに、23年間の豊富なキャリアを持つ。
同氏は、ドイツ国内外での開発や営業における経験を経て、2009年3月にドイツ・ハノーバーに本部を置く乗用車タイヤ事業部長に就任した。
2009年8月からは、コンチネンタルの取締役に昇格。2011年8月には、乗用車タイヤ・商用車タイヤの両事業を含むタイヤ部門長、2015年5月から兼任業務として企業購買を統括している。
2019年4月、同氏はオートモーティブ・グループに異動した。ここでは新設されたオートモーティブ役員会の代表として、オートモーティブ事業分野の統一戦略の維持を担っており、今後もオートモーティブ役員会代表を務める、としている。