GMの純利益、およそ1.7倍に 2020年第3四半期決算

GMの米国本社
  • GMの米国本社
  • シボレー・シルバラード
  • シボレー・エクイノックス

GM(General Motors)は11月5日、2020年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は354億8000万ドル(約3兆6800億円)だった。前年同期の354億7300万ドルに対して、0.02%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

また、第3四半期の純利益は、40億4500万ドル(約4195億円)だった。前年同期の23億5100万ドルに対して、およそ1.7倍の増益となった。

大幅な増益となった大きな要因が、主力の米国市場において、収益性の高い大型ピックアップトラックやSUVの販売が伸びたため。中国市場での新車販売の回復も、利益を押し上げる要因となった。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「第3四半期の業績は、GMの回復力の証。強い決意をもって、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大に対応し、重要な製品プログラムを順調に進めてきた。高まる顧客の需要に応え、変革を加速していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集