ジャガー・ランドローバー、税引き前利益は58%減 2020年度7-9月期決算

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ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は10月27日、2020年度7~9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は44億ポンド(約5975億円)となり、前年同期に対して28.5%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

また、7~9月期の税引き前利益は、6500万ポンド(約88億円)。前年同期の1億5600万ポンドから、58.4%減少している。

減益となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響による部分が大きい。世界の多くの市場で、新型コロナウイルスの感染拡大以前の新車販売レベルに回復しておらず、ジャガー・ランドローバーの収益に影響を与えた。

ジャガー・ランドローバーのティエリー・ボロレ新CEOは、「長期的に持続可能な収益を生み出すための基盤が整っており、急速に変化する自動車業界において、新しいチャンスをつかむことができるだろう。品質と財務を重視した強力な製品戦略により、ジャガー・ランドローバーが今後の課題に対処できると確信している」と述べている。

《森脇稔》

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