GMは10月20日、車載Wi-Fiデータサービスの契約者が100万人を突破した、と発表した。車載Wi-Fiデータサービスの契約者が100万人を超えたのは、自動車メーカーではGMが初めてという。 GMは2014年から米国とカナダにおいて、シボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの各モデルに、4G LTE接続サービスを幅広く展開してきた。これにより、コネクテッドカーの機能を充実させている。 車載Wi-Fiデータサービスは、車内でストリーミングオーディオアプリや、子ども向けゲームやビデオが楽しめる。とくに、ピックアップトラックと3列シートSUVは、車載Wi-Fiデータサービスの人気が高い。シボレー『タホ』、GMC『ユーコン』、キャデラック『エスカレード』の新型が今秋発売されることにより、車載Wi-Fiデータサービスの人気が、さらに高まると予想されるという。 シボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの各モデルには、一部の航空会社の機内エンターテインメントと同様の「ワーナーメディアライド」を、自動車向けに初めて導入した。タブレット端末やスマートフォンが車内のWi-Fiホットスポットに接続されている場合、ワーナーメディアライドのアプリを通じて、乗員はライブおよびオンデマンドのエンターテイメントオプションを利用できる。 また、GMは2020年の初めから、「Amazon Alexa Built-in」の幅広い展開を含めて、新しいWi-Fi機能を追加した。これにより、顧客は外出先でも、「Alexa」のあらゆる機能にアクセスできるようになっている。
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