スズキのインド子会社のマルチスズキは10月13日、『アルト』(Suzuki Alto)がインド発売20周年を迎えた、と発表した。20年間の累計販売台数は400万台以上と、インドのベストセラー車に君臨している。 アルトは2000年秋、インドで発売され、2004年に初めてインドのベストセラー車になった。それ以来、16年連続で競争の激しいインド乗用車セグメントにおいて、最量販車の地位を保っている。 アルトは、コンパクトでモダンなデザイン、簡単な操作性、優れた燃費や安全性、快適性を追求してきた。マルチスズキの信頼性にスタイリッシュなルックスが相まって、アルトはインドの顧客にとって魅力的な選択肢になっているという。 最新のアルトは、インドの排ガス基準の「BS6」に適合するインド初のエントリーレベル車だ。燃費はガソリン車が22.05km/リットル、CNG車が31.56km/kgと高いレベルにある。マルチスズキによると、インドでは初めてマイカーを購入する顧客の76%が、アルトを選んでいるという。 また、「インドの誇り」として認識されているマルチスズキのアルトは、国際市場でもその地位を確立している。南米、アフリカ、南アジア市場を含む世界40カ国以上に輸出されている。
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