JR九州の130周年記念乗車券で台紙に不備…前身が異なる蒸気機関車を誤掲載

9月9日に発表されていた「鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券」の記念台紙。
  • 9月9日に発表されていた「鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券」の記念台紙。
  • 9月9日に発表されていた「鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券」の記念台紙。
  • JR九州『鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券』
  • JR九州『鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券』
  • 香椎駅(1959年)
  • 香椎駅を走行中の8620型蒸気機関車(昭和中期)
  • 福間駅を走行中の、C57型蒸気機関車牽引が牽引する特急「かもめ」(昭和中期)
  • 赤間駅(昭和初期)

JR九州は、9月28日から鹿児島本線5駅合同企画として発売されている「鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券」の記念台紙に不備があったことを明らかにした。

この記念乗車券は、鹿児島本線が私鉄の九州鉄道だった1890年9月28日に、5駅が開業してから130周年を迎えることを記念して発売しているもの。

ところが、9月9日に発売が発表された後、記念台紙のデザインを見た人から、掲載されている蒸気機関車の写真のうち、1枚が九州鉄道のものではなく、西日本鉄道(西鉄)の前身である博多湾鉄道汽船のものであることが指摘されたという。これを受けて、JR九州では台紙を再製作することになった。

そのため、切符自体はすでに発売を開始しているが、記念台紙については1ヶ月以内に郵送する措置を採っている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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