豊田自動織機、最大搬送量1000kg級の無人搬送車を追加

1000kg級AGV(基本タイプ)
  • 1000kg級AGV(基本タイプ)
  • 1000kg級AGV(ショートタイプ)

豊田自動織機は9月24日、工場や倉庫内での搬送に使用する無人搬送車(AGV)『キーカート』に、最大搬送重量を1000kgまでアップしたモデルを、同日から全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて販売開始したと発表した。

深刻化する人手不足に加え、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大防止に向けた働き方の変化に対応するため、搬送の自動化ニーズが高まっている。キーカートはこれまで最大積載量は500kgだったが、新たに搬送能力を向上させた1000kg級モデルを追加し、さまざまなニーズに対応する。

導入の手軽さや、低価格、汎用性・拡張性といった500kg級モデルの特徴は維持しながら、垂直方向の検知が可能な「補助障害物センサー」、フォークリフトの走行帯を横断する場合、フォークリフトの走行路を確保することができる「最大3mのテープレス走行」など、新たな機能も搭載する。

価格は基本タイプ、ショートタイプともに105万円(消費税除く)。

《レスポンス編集部》

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