アルプスアルパイン、マッキントッシュグループと提携 車載用高級オーディオ開発へ

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アルプスアルパインは8月18日、米国マッキントッシュグループと車載用高級オーディオ開発に向け提携を結んだと発表した。

アルプスアルパインと技術提携を結んだのは、マッキントッシュグループのオーディオブランドである米マッキントッシュ・ラボ社と伊ソナス・ファベール社。マッキントッシュ・ラボ社は70年、ソナス・ファベール社は35年以上にわたり、最高級のホームオーディオシステムを他社に先駆けて提供してきた。今回の提携では、両社の豊富かつ専門的な知識を結集し、最高峰のホームオーディオサウンドを車室内で再現することを目指していく。

アルプスアルパインは、優れた音響特性を持つマッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社の機器を用いて、自動車メーカーとのシステム開発の実装を主導するほか、両社の特許技術を取り入れたスピーカーやアンプの設計・開発を行う。また、ホームオーディオサウンドを実証するために、欧州および北米の評価施設にはレファレンスルームを設置。両社の最上級オーディオ機器を評価し、各社のエンジニアがサウンドシステムのチューニングを行うことで、各ブランドの音質を車種ごとに再現する。

なお、マッキントッシュ・ラボ社とソナス・ファベール社のサウンドシステムを初搭載した自動車は2021年に販売される予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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