認知症の人が利用しやすい公共交通機関 国交省がガイドラインを策定へ

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  • 公共交通事業者等における認知症の人への接遇ガイドライン作成のための検討会の構成員

国土交通省は7月30日、公共交通機関での認知症の人を対象とした接遇ガイドラインを策定すると発表した。

2018年5月に交通モード毎の特性や様々な障害の特性に対応した「公共交通事業者に向けた接遇ガイドライン」を策定し、業界単位で接遇ガイドラインを展開するとともに、公共交通事業者による実施を促進してきた。

2019年6月に決定した「認知症施策推進大綱」では、認知症の人に対応するための公共交通事業者向け接遇ガイドラインを作成・周知し、事業者による研修の充実、適切な接遇の実施を推進することとされた。

今回、認知症の人への対応の取り組み事例を収集・分析し、その結果を踏まえ、公共交通事業者に向けた接遇ガイドラインの別冊(認知症編)を作成する。「公共交通事業者等における認知症の人への接遇ガイドライン作成のための検討会」を新設してガイドラインの内容を検討する。

1回目の検討会を8月3日に開催する。

《レスポンス編集部》

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