トヨタ自動車は7月21日、グローバルでの新車需要が拡大していることから8月の国内生産をほぼ当初計画並みに回復させる計画を発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴うサプライチェーンの問題や新車需要の低迷を受けて7月まで生産調整している。
8月は、夏季休暇などの通常の休業以外に工場の稼働を停止せず、『コースター』を生産する岐阜車体第2ラインのみ1直とするほか、トヨタ自動車九州とダイハツ工業の京都工場の計3ラインで延べ6日分の休日出勤を実施する。
このため、8月の生産台数は当初計画の97%水準にまで回復する見通し。
5月、6月に設定していた国内完成車拠点の非稼働日6日間のカレンダー振替は9月以降に実施する予定。