SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは7月1日、2020年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は26万7110台。前年同期比は21.3%減と、2009年以来、11年ぶりに前年実績を下回った。
最量販車はSUVの『フォレスター』で、8万5860台を販売。前年同期比は0.4%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)は、4万5732台を販売。前年同期比は21.8%減と、2年連続のマイナス。3列シートSUVの『アセント』は、21.7%減の3万1397台にとどまった。
『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』に相当)は上半期、6万2305台にとどまり、前年同期比は33.5%減と後退した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』に相当)は1万1901台。前年同期比は31.7%減と、引き続き落ち込む。
また、『WRX』シリーズは上半期、『WRX STI』を含めて、1万0333台を販売。前年同期比は16.5%減と3年連続のマイナスだ。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は、1万8620台を販売。前年同期比は37.3%減と減少傾向にある。
スバルの2019年米国新車販売台数は、過去最高で初の70万台超えとなる70万0117台。前年比は3%増と、11年連続で前年実績を上回っている。