FCAの急速充電の新プロジェクト、最初の拠点をイタリアに開設…フィアット 500 新型などが充電可能

FCAの電動車向け急速充電ステーション「モビリティストア」
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FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は6月25日、新プロジェクトによるEVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの最初の急速充電ステーションを、イタリアに開設した、と発表した。

この新プロジェクトは、「モビリティストア」と呼ばれるものだ。FCAの金融部門のFCAバンクの子会社で、モビリティ事業を手がけるLeasys社と協力。FCAは電動車を手軽に急速充電できるモビリティストアを、広く設置していくことを目指している。

このプロジェクトが今回、最初の急速充電ステーションを、イタリア・トリノのカゼッレ空港に開設した。電動車の顧客は、出力22KWで急速充電を行える。FCAは2020年末までに、イタリアの主要都市の中心部、空港、駅などに、400のモビリティストアを設置し、充電ステーションを合計1200拠点に拡大する計画だ。

このプロジェクトでは、LeasysのパートナーであるEnel Xのサポートを受けながら、急速充電ステーションを設置する。7月にはトリノの充電拠点は、100か所以上に拡大する見通し。ミラノ、ボローニャ、ローマ、ナポリ、パレルモの各都市にも拡大展開していく。

モビリティストアでは、EVとなった新型フィアット『500』、プラグインハイブリッド車(PHV)のジープ『レネゲード』と『コンパス』の「4xe」などの電動車の急速充電が行える、としている。

《森脇稔》

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