三菱自動車、2020年度の役員報酬を減額---加藤CEO「痛みを分かち合う」

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三菱自動車は6月18日、「第51回定時株主総会」を東京都港区の本社で開催し、業績が悪化していることから2020年度の役員報酬を減額すると発表した。

同社は2020年3月期連結業績が赤字に転落し、期末配当も無配とした。経営責任を明確化するため、2020年度の代表執行役などの役員報酬を減額する。

代表執行役、執行役、執行役員は業績連動報酬をゼロとし、基本報酬についても20~30%減額する。社外取締役を含む非業務執行の取締役は報酬の10~25%を自主返納する。

同社の加藤隆雄代表執行役CEOは、配当見送りや、生産停止に伴う一時帰休で従業員の給与が削減されていることから「痛みを分かち合うため」役員報酬を減額する方針を示した。

《レスポンス編集部》

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