スズキの世界販売、3か月連続マイナス…36.3%減の19万8157台 2020年3月実績

スズキ・バレーノ (インド仕様)
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スズキは4月28日、2020年3月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界販売台数は、前年同月比36.3%減の19万8157台で3か月連続のマイナスとなる見込みだ。

国内販売は同9.9%減の7万8401台で6か月連続のマイナスだった。軽自動車は『ワゴンR』や『スペーシア』などが減少し、同10.3%減の6万3968台、登録車は『クロスビー』などが減少し、同8.2%減の1万4433台。いずれも6か月連続のマイナスとなった。海外販売はインド、パキスタンなどが減少し、同46.5%減の11万9756台で3か月連続のマイナスとなる見込みだ。

世界生産台数は新型コロナウイルスの影響による稼働停止により、同22.8%減の21万3159台となり、3か月連続のマイナスとなった。国内生産は輸出向けが増加し、同1.3%増の9万1435台で11か月ぶりに前年実績を上回った。しかし海外生産はインド、パキスタンなどが減少し、同34.5%減の12万1724台で3か月連続のマイナスとなった。

輸出は欧州向けなどが増加し、同23.0%増の1万7437台で2か月連続のプラスだった。

2019年度(2019年4月~2020年3月)の世界販売台数は前年比3.2%増の332万7174台と、3年連続プラスとなる見込みだ。

国内販売は同7.3%減の67万2284台で4年ぶりのマイナスとなった。軽自動車は『ワゴンR』などが減少し、同6.6%減の55万4444台で3年ぶりのマイナス。登録車は『クロスビー』や『スイフト』などが減少し、同10.3%減の11万7840台で5年ぶりのマイナスとなった。海外販売(速報値に基づく見込み)はインド、パキスタンなどが減少し、同16.2%減の217万9280台で6年ぶりのマイナスとなった。

世界生産台数は同12.6%減の296万6399台となり、4年ぶりのマイナスとなった。国内生産は国内向け、輸出向けがともに減少し、同6.6%減の94万4172台と、4年ぶりに前年実績を下回った。海外生産もインドやパキスタンなどが減少し、同15.2%減の202万2227台で8年ぶりのマイナスとなった。

輸出は中南米向けなどが減少し、同9.9%減の18万2111台で4年ぶりのマイナスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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