GM、2020年の業績見通しを撤回…新型コロナウイルスで事業に不確実性増す

コメロサンゼルス市内(3月24日)
  • コメロサンゼルス市内(3月24日)
  • GMの米国本社

GM(General Motors)は3月24日、流動性を確保するために、金融機関の融資枠から、およそ160億ドル(約1兆7860億円)を引き出すと発表した。

今回の発表は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、グローバル市場における業績が不確実性を増していることを考慮したものだ。GMは、160億ドルの資金を調達することにより、財務基盤を強化する。

また、GMは2020年の業績見通しを撤回した。新型コロナウイルスの感染拡大によって、GMの事業に与える影響が見通せないためという。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「過去数年にわたって、GMを変革し、ビジネスを強化し、不況に負けないための戦略的決定と構造改革に取り組んできた」と語っている。

《森脇稔》

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